子供の頃、ポケモンのトレーディングカードを集めるのが趣味だった。あのころは、とにかく集めることに夢中で、1版から4版くらいまでならレアカードを含め全種類のカードを集めた。ああ、でも最後の最後まで「わるいライチュウ」を手に入れることはできなかったなあ。今思えば、毎月のお小遣いを何の足しにもならない使い方をしたことが悔やまれる。
カードを多く持っていれば持っているほど友達に自慢でき、そんな友達をうらやましく思ったものだ。子供というのは純粋な存在なのかもしれない。こうして大人になってみると、身の回りにあふれかえったカードの数に嫌気がさしている自分に気がつく。
クレジットカード、キャッシュカード、IDカード、ポイントカード、プリペイドカード、会員証、診察券、名刺、割引券......。
そう考えるのは私だけではないはずだ。財布はお金を入れるための入れ物だったはず。カードに埋め尽くされた財布を持っている人が周りに多いのを見ると、財布業界はカード入れをメインプロダクションにシフトしたほうがいいかもしれない。貧乏学生でも紙幣は1枚も入ってなくとも、カードは年がら年中入っている。
私は常時財布に入れておくカードは6,7枚にとどめるようにしている。本音を言うならカードなんて1枚も入れておきたくない。しかし、実際は必携しなければならないカードがいくつか出てくる。
普段、ポイントカードは持ち歩くべきじゃないと思う。よっぽど衝動買いしないかぎり、ヤマダ電機のポイントカードにしろ、ミスドのポイントカードにしろ、普段は家のカードホルダーにしまっておいて、外出する際に持ち出せばいい。
ポイントカードも良い物と悪い物があると思う。
良いポイントカードは数値加算式で直ぐにでも使える物。TSUTAYAのTカードやヤマダ電気のポイントカードなんてまさにそれに該当する。1ポイントでも1円として使える。ヤマダ電機のポイントカードは来店しただけでも10ポイント(10円)をもらうことができる。お得感を感じることができるカードが良いポイントカードだと思う。
逆に、悪いポイントカードはスタンプ式でしばらく貯めないと使えない物。よく服屋とかで、「1000円ごとに1スタンプ、20スタンプ集めると2000円として使えます」なんていうポイントカードをくれることがあるが、そんなカードはその場で破り捨てて構わない。行きつけでもない店で苦労して18ポイント集めたところで有効期限が来たりして、活用できている感じが全くしないカードが悪いポイントカードだ。
最近、彼女からプレゼントにスターバックスのプリペイドカードをもらった。以前、3日連続でスタバに通ったりしていたことを話したから、気を遣ってくれたんだと思う。その厚意に深く感謝して受け取ったが、考えてみたら自分は普段プリペイドカードを持ち歩かない人間だった。スターバックスにコーヒーを飲むためにわざわざ外出することはないから、しばらくカードを使う機会がないなと思うと残念だ。
プリペイドカードと言えば、Suicaもそうだ。かつてはSuicaもカードのものを使っていたが、のちにモバイルSuicaに乗り換えた。おかげで、財布に入れておかなければならないカードが一枚減ったので嬉しいことだ。
今までだと、カードを所有していても、レジにたった瞬間にカードを持っていなければ、理不尽にもカードを持っていないこととして扱われていた。ところが、モバイルSuicaのように携帯にカード情報を持っていれば、そんな理不尽な思いをすることがなくなる。
モバイルSuicaはある意味で新しいカードのあり方を示したと思う。モバイルSuica出現以前にモバイルEdyなども存在していたが、モバイルSuicaほど認知率の高いものはなかった。今後、モバイルSuicaがより一般的なものになっていけば、モバイルSuicaをまねたポイントカードやプリペイドカード、会員証、診察券などが続々と出てくるような予感がするものである。
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氷川 XOOPS Module 開発室